袷の着物を単衣にしたい

春と秋がものすごぉ~く短くなり夏が長くなってしまった昨今
お着物の着用時期も大幅に変わってまいりました。

春は4月の中頃から単衣を着始めますし
秋は9月の半ばから10月の終わり頃まで単衣を着ますので
単衣を着る時期が長くなったのですが
以前は、単衣を着るのは6月と9月だけでしたので
「袷は沢山あるけど、単衣はあまり持ってない」という方も多いと思います。

私共でも「袷の着物を単衣にしたい」というご相談をいただくことは多いです。

袷の着物の裏を外すだけで単衣にできる?

袷のお着物を単衣にいたしますのは
簡単に思えるのですが、そんなことはございません。

袖口や袖の振り、裾、衿下などは縫い代を三つ折りぐけにしますし
衿付け袖は裏生地だけを外すことができず
一部解かなければいけませんので
綺麗に単衣に直したい場合は
一旦解いて、一から単衣で仕立てる方法がお勧めです。

また、表の色がくすんでいたり
胴裏が変色している場合は、洗い張りをいたしますと
スッキリと気持ちよくご着用いただけると思います。

衿裏や居敷当など単衣用の裏生地を
元の胴裏から取ることはできますが
生地の状態が良ければ、他のお着物に転用できますので
元の胴裏は、洗い張りをして取っておいて
単衣用の裏生地を新調されるのも良いと思います。

費用をかけずに、自分で何とかできる?

お裁縫ができる方は、ご自身でチャレンジしていただくのも良いと思います。

見えないところは、多少不格好でも気にしない
という方には
胴裏を裁断する方法を紹介させていただきます。

衿付け部分と袖口の下から袖底にかけては
表と胴裏が一緒に縫われていますので
その部分だけ縫い目ギリギリで胴裏を裁断しますと
胴裏を外すことができます。

あとは、袖口と袖の振り部分、衿下から裾にかけての
表の縫い代を三つ折りぐけで始末すれば
出来上がりです。

距離が長いので結構大変ですし
くけ目は表に響きますので
丁寧に進めてくださいませね。

また、胴裏を裁断していただく際は
表生地や縫い糸を引っかけたり、切ったりしないように
慎重にお願いいたします^^;

どんな着物も単衣にできる?

大体の袷のお着物は単衣にいたしましても問題ないと思いますが
裏打ちのない絞りのお着物やシボが大きな縮緬のお着物は
膝やお尻の辺りが伸びるかも知れませんので
あまりお勧めできません。

また豪華な刺繍が施されたお品や
テロテロした感じのお品も袷の方が良いように思います。

単衣にしても大丈夫かな…とご心配な場合は
お着物に詳しい方に、ご相談いただくのが良いと思います^^

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