訪問着と付下げの違い

お宮参りや七五三のお参り、入卒式などお子様の行事ごとや
結婚披露宴やパーティーのお呼ばれなど
フォーマルシーンでは
訪問着のご着用が適していますが
上品な柄の付下げもご着用いただけます。

そもそも、訪問着と付下げの違いが
イマイチわからない、と仰る方も多いと思います。

また近頃は「付下げ訪問着」と呼ばれるお着物もありまして
実際、見分けるのは難しいです…^^;

それぞれの大きな特徴を覚えておいていただきましたら
なんとな~く、振り分けていただけるかと思いますので
ざっくり説明させていただきますね。

訪問着とは

訪問着は未婚、既婚に関わらずご着用いただける、準礼装のお着物です。

訪問着の大きな特徴は、絵羽模様と呼ばれる
全体が一枚の絵のように柄付けされていることで
上半身は左の衿から左胸を通って左前袖へ、背中から右後ろ袖へ
下半身は上前衽から左身頃、背、右身頃へと柄がつながります。


そして、お祝いの席に相応しい
華やかな柄が描かれたお品が多いです。

下半身に、つながった華やかな柄が描かれていて
上半身が無地のお着物は色留袖で
比翼が付いておらず、一つ紋、もしくは紋なしの色留袖でしたら
訪問着としてご着用いただけます。

共生地の八掛が付いていることを
訪問着の定義とされることもございますが
単衣用のお品など、八掛がないお品もございますので
共八掛がない訪問着もございます。

付下げとは

付下げは、華美な訪問着が禁止された戦時下に考案されたといわれており
一般的には訪問着よりもシンプルで控え目な柄付けのお着物で
訪問着のように絵羽模様ではないですが
お着物を着た時に、全体の柄が上を向くように柄付けされています。

付下げの中でも上前衽から身頃にかけて
柄がつながっているものを付下げ訪問着と呼びます。

見た目で分かり易いのは、衿と胸の柄が
つながっているかどうかで
付下げや付下げ訪問着は衿が無地のお品が多く
柄がありましても単独のポイント柄です。

訪問着と付下げの使い分け

簡単に申し上げますと豪華な柄のフォーマルなお着物が訪問着で
控え目な柄のフォーマルなお着物が付下げです。

「訪問着で」「付下げで」などのドレスコードがなく
お席に合った柄ゆきのお着物でしたら
基本的には、訪問着と付下げ
どちらをご着用いただいても問題ないのですが
格の高さや華やかさを求められる場では訪問着を
控え目な装いが求められる場では付下げを
お選びいただくのが、良いと思います。

いずれの場合も帯は金銀をあしらった
正装用の袋帯を合わせてくださいませね。

そして、次回のご着用予定がないお着物は
しまう前のお手入れもお忘れなくお願いいたします。

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一度だけ着た正絹の着物 そのまましまっても大丈夫?

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