ご自身でお着物の仕立てをご注文される際
お仕立て前の一次加工について、悩まれたことはございませんでしょうか?
「湯のし」や「解き湯のし」「湯通し」「地入れ」など
反物を仕立てる前の加工は、いくつかございますが
簡単に、紹介させていただきますね^^
湯のしとは
反物に蒸気を当てて、生地を柔らかくして、シワや折り目を伸ばしたり
反物の巾を均等の揃えて、生地のゆがみを整える加工です。
湯のしには、機械で蒸気を当てる機械のしと
手作業で蒸気を当てる手のしがあり
機械のしが一般的ですが
刺繍が施された反物や絞り染めの反物など
機械のしに適さない場合は、手のしをします。
また仮絵羽(仮縫いした反物)のお着物の仮縫いを解いて
反物の状態に縫い合わせて湯のしを施すことを「解き湯のし」と呼びます。
湯通しとは
反物をぬるま湯に浸して、糊を落とす加工が湯通しで
先染めの紬のなど、糊が付いている反物の加工には湯通しが適しています。
糊が残ったまま仕立てますと、まず着心地が良くないですし
糊が虫に喰われて穴が開くとか、カビが生え易いとか
繊維が劣化し易いとか、お着物に悪い影響を与えかねませんので
「湯通し」を勧められた場合は、迷わずご依頼いただいくことをお勧めいたします。
糊を落とす目的以外にも、カビを落としたり
仕立て上がり後の収縮予防のために湯通しをすることもあります。
湯通しのことを地入れとも呼びます。
お手持ちの反物の加工について、ご自身では判断に困る
という場合は、着物メンテそららにお気軽にご相談くださいませ。


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