訳アリの反物ご購入時のチェックポイント

リサイクルショップさんやネットショップさん、
骨董市などで、ちょっと訳アリの好みの反物をお得にゲットできると
嬉しいですよね?^^

私共でも訳アリの反物のお仕立てを承ることがございますが
中には、お仕立てではカバーできない事情があるお品もございますので
私共の経験上ではございますが、ご注意いただきたいポイントを
いくつかご紹介いたしますね。

小紋や色無地の反物の場合

小紋や色無地の反物でご注意をいただきたいのは
色ヤケです。

新しい反物でも展示ヤケが起こることもございますが
染め上がってから、年月が経過している場合は
色ヤケのチェックをしていただいた方が良いです。

反物を横から見ていただいて
耳端が黄色っぽく見える場合はかなり
色ヤケが進んでいると思われます。

色ヤケは外側から発生しますが
広範囲に色ヤケしている反物でも
大体3mほど生地を引っ張り出していただくと
綺麗な部分が出てくると思いますので
色の違いがないかご確認下さいませ。

少しぐらいの長さの色違いでしたら
ご着用に支障がないように仕立てることができますが
広範囲になりますとヤケ直しなどが
必要になりますので、ご注意下さいませ。

また、カビによる茶色いシミは
中の方に発生することもございますので
可能でしたら、最後まで広げて
シミや穴などがないかどうかもご確認下さいませ。

裄が長かったり、身丈が長い方は
布巾や総丈にもご注意下さいませね。

紬の反物の場合

先染めの紬の反物は色ヤケしにくいと思いますが
後染めのお品は、小紋や色無地と同様に
色ヤケにご注意をいただきたいです。

また、紬の反物は糊が残っているお品がございまして
糊がついたまま長期保管されておりますと
カビや虫食いの原因になりますし
生地の劣化を招く恐れもございますので
ゴワゴワ、パリパリした風合いのお品は
あまりお勧めできません^^;

また先染めの紬で、比較的古い反物は
耳端の巾が広くて、布巾を目一杯使えなかったり
反物の長さが短いお品もございますので
ご身長が高い方は、特にご注意下さいませ。

反物がカビ臭い場合は湯通しで対応できますが
目に見える白カビや黒カビが点在している場合は
シミ抜きが必要になるかも知れません。

付下げの反物の場合

付下げの反物も色ヤケにご注意いただきたいのですが
付下げの場合は、裁断する位置が決まっているので
特にご注意が必要です。

一般的に付下げの場合、外側になっている方から
片袖、上前身頃…となります為
色ヤケが目立つ場合は直すしかございません^^;

訪問着など仮絵羽の場合

訪問着や振袖など仮絵羽のお品は
絵羽ヤケや絵羽筋汚れに
ご注意下さいませ。

図の赤い部分に絵羽ヤケなどが
発生し易いのですが
一番ヤケ易いのは、左の肩山、袖山です。

折り筋のままでは見えにくいので
必ず広げてご確認下さい。

他にも左前身頃の上半身と下半身の色が
違っていないかどうかもご確認下さいませ。

また裄が長い方は
袖付け部分の縫い代と表の色が
違っていないかどうかもご覧ください。

帯の場合

帯は、ご着用時見える部分が少ないですが
帯も色ヤケいたしますので
お太鼓とたれ先になる部分に色ヤケが見られないか
お太鼓と腹にあたる部分に汚れなどがないかなど
ご確認下さいませ。

袋帯はたたんで保管されておりますので
折り山部分にも色ヤケや汚れがないか
ご覧くださいませ。


多少の色ヤケなどでしたら
仕立てて着てしまえば、さほど気にならない場合もございますので
ご自身の目でご覧いただいて許容範囲かどうかをご判断の上
無理なく、楽しく、お着物ライフをお楽しみくださいませ^^

着物メンテそららでは、反物のお仕立てや色ヤケ修正
しみ抜きなども承っております。

お着物のお悩み まるっと解決いたします。

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